ストーリー
天使か悪魔か、絶望に満ちた街角に立つ女が最期に与える光りとは……?
かつて超能力少女として一世を風靡した真生(佐々木心音) は、 スプーン曲げで使った一度きりのトリックが命取りとなり、表舞台から姿を消した。
そして今、売春婦として生きる彼女は、死の迫った男たちのために体を差し出している。 肌が触れることで相手の死期が分かる真生は、彼らの恐怖を少しでも取り除こうとしていたのだ。 そんなある日、立花(大西信満) という男が現れ、真生の超能力を撮影したいと近づいてくる。
彼の妻は生前真生に死期を予言され自殺していた。自らの超能力に傷つけられてきた女、 妻の死ですべてを失い復讐をもくろむ男。
反発しあう二つの魂はやがて寄り添い始めるが……。
キャスト
佐々木心音(Kokone Sasaki)
1990年、東京都出身。
グラビアアイドルとして人気の絶頂を極める中、 石井隆監督『フィギュアなあなた』(13) のヒロイン・ココネに抜擢。 同作の演技でブルーリボン賞・新人賞、東スポ映画大賞・新人賞にノミネートされ、 高い評価を得る。
その後も『裸のいとこ』(13) 『パズル』(14) 『ライヴ』(14) などで体を張った熱演を披露。 今後は園子温監督『TOKYO TRIBE』(14) の公開が控えている。
大西信満(Shima Onishi)
1975年、神奈川県出身。
映画初出演となった『赤目四十八瀧心中未遂』(03) で主演をつとめ、 毎日映画コンクール・スポニチグランプリ新人賞、日本映画批評家大賞・新人賞を受賞。 以降『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(08) をはじめ若松孝二監督作品に数多く出演する。
近作に『さよなら渓谷』(13) 『祖谷物語〜おくのひと〜』(14) など。 『まほろ駅前狂騒曲』(14) 『マンガ肉と僕』(14) が公開待機中。
- 松永拓野
- 飯島大介
- 田村泰二郎
- 首くくり栲象
- 吉田京子
- 伊藤清美
- /
- 安部智凛
- 月川 修
- 鈴木将一朗
- 南 響
- /
- 伊藤 猛
- 吉岡睦雄
- 川瀬陽太
- 小橋めぐみ
スタッフ
瀬々敬久(脚本/監督)
1960年、大分県出身。
1985年、自主制作映画『ギャングよ、向こうは晴れているか』で高い評価を得た後、 1989年に『課外授業 暴行』で監督デビュー。 ピンク映画から活動を始める。
1997年より一般劇場映画に進出。またテレビのドキュメンタリー番組の演出も多く手がける。
監督作品:『HYSTERIC』(00) 『RUSH!』(01) 『DOG☆STAR』(02) 『MOON CHILD』(03) 『ユダ』(04) 『感染列島』『ドキュメンタリー 頭脳警察』(09) 『ヘヴンズ ストーリー』 『愛するとき、愛されるとき』(10) 『アントキノイノチ』(11) 等
- 企画:利倉 亮
- プロデューサー:江尻健司、酒井識人
- キャスティング:小林良二
- 音楽:入江 陽
- 撮影:斎藤幸一
- 録音:梅原淑行
- 編集:桐畑 寛
- 助監督:松岡邦彦
- 制作担当:山地 昇
- 監督助手:井上卓馬
- 撮影助手:花村也寸志、坂元啓二、横手三佐子
- メイク:中尾あい
- スチール:千葉朋昭
- CG:立石 勝、内海大輔
- 効果:丹 愛
- MA:高村光秀
- メイキング:榎本敏郎
- 製作:レジェンド・ピクチャーズ
- 配給・宣伝:アルゴ・ピクチャーズ
- 引用文献:「ひかりの素足」宮沢賢治
- 【2014/日本/カラー/86分/HD/R15+】