ストーリー
夫も知らない、妻の恋。
ある日突然、妻のかおり(宮地真緒)を亡くしたサラリーマンの浩二(金子昇)は、医者から妻が妊娠三ヶ月であったことを告げられる。仲は良かったが、いつの間にかセックスレスになっていた二人の間に子供が出来るはずがなかった。自分の子ではない。いったい誰の子供なのか?
苛立ちと疑念を深めていく浩二は、不倫相手の玲子(穂花)と再会し、自分の知らなかった事実を打ち明けられる。かつて浩二の子を宿した玲子に対し、子供だけはあきらめて欲しいとかおりが頼んだというのだ。
一方で、そのことへの罪の意識と夫の裏切りに失意の生前のかおりは、小学校時代の同級生・中村(河合龍之介)と偶然に出会う。余命半年を宣告され、「死にたくない」としがみついてくる中村を、迷いながらも受け入れるかおりだったが……。
キャスト
宮地真緒 (Mao Miyaji)
1984年兵庫県出身。
NHK連続テレビ小説「まんてん」のヒロイン役で大ブレイク。
以来女優として映画、舞台、テレビドラマとして活躍する一方で、バラエティ番組出演やグラビア、音楽活動などマルチな才能を発揮。主な映画出演作に『失恋殺人』(10/窪田将治監督)『アメージング グレイス〜儚き男たちへの詩〜』(11/川野浩司監督)『君が愛したラストシーン』(13/佐藤吏監督)『白ゆき姫殺人事件』(14/中村義洋監督)など多数。
金子 昇 (Noboru Kaneko)
1974年長崎県出身。
テレビ朝日「百獣戦隊ガオレンジャー」の主演に抜擢され大ブレイク。
テレビ朝日「百獣戦隊ガオレンジャー」の主演に抜擢され大ブレイク。以降、テレビドラマなどを中心に活躍。身体能力も高く、芸能界指折りのスポーツマンでもある。主な映画出演作に『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』(03/手塚昌明)、『釣りバカ日誌16 浜崎は今日もダメだった♪♪』(05/朝原雄三)『苦い蜜〜消えたレコード〜』(10/亀田幸則監督)『池島譚歌』(14/萩野欣士郎監督)など多数。
河合龍之介 (Ryunosuke Kawai)
1983年東京都出身。
舞台「ミュージカル テニスの王子様」で女性の絶大な支持を得て大ブレイク。
以来、映画と舞台を主軸に活躍。主な映画出演作に『手のひらの幸せ』(09/加藤雄大) 『愛するとき、愛されるとき』(10/瀬々敬久監督)『サイクロプスの涙』(10/神酒大亮)『不倫純愛』(11/矢崎仁司監督)『修羅の挽歌』(12/浅生マサヒロ監督)『最後の命』(14/松本准平監督)『ライヴ』(14/井口昇監督)など多数。
- 穂花
- 和泉ちぬ
- 五東由衣
- 広瀬彰勇
- 上田 亮
スタッフ
いまおかしんじ (脚本/監督)
1965年大阪府堺市生まれ。
90年獅子プロダクションに入社し、深町章、渡辺元嗣、佐藤寿保、瀬々敬久らの作品で助監督を務める。
95年には神代辰巳の遺作「インモラル 淫らな関係」に助監督として参加。同年「獣たちの性宴 イクときいっしょ」で監督デビュー。以降ピンク映画を中心に、オリジナルビデオ、ドキュメンタリー等幅広く活動。
主な監督作品に「たまもの」(04)、「かえるのうた」(05)クリストファー・ドイル撮影、日独合作作品『UNDERWATER LOVE-おんなの河童』(11)など。西村賢太の芥川賞受賞作を映画化した『苦役列車』(12)では脚本を担当した。「ラブ・アンド・エロス・シネマ・コレクション」シリーズでは『島田陽子に逢いたい』(10)『100日のセツナ 禁断の恋』(12)を発表。
2014年7月に「つぐない 新宿ゴールデン街の女」が公開となった。
- 企画:利倉 亮
- プロデューサー:江尻健司 酒井識人
- キャスティング:松永 琴 関根浩一
- 撮影:斎藤幸一
- 録音:飴田秀彦 沼田和夫
- 編集:桐畑 寛
- 助監督:佐藤 吏
- 監督助手:森明沙織
- 撮影助手:花村也寸志
- 録音助手:治田敏英 廣木邦人
- メイク:中尾あい 大野志穂 鷲田知樹 長澤大地
- スチール:千葉朋昭 市川晶子
- 音響効果:藤本 淳
- MA:若林大記
- メイキング:榎本敏郎
- 配給・宣伝:アルゴ・ピクチャーズ
- 【2014/日本/カラー/88分/HD/R15+】